2012/09/28(Fri) 16:27 (NO.70)
第39回通常総代会 報告

(久保田理事長挨拶)
石井副理事長も言われたように一人でも多くの方と知合いになって頂ければ本当にいいと思う。
昨日で高校野球も終わり今朝の新聞の見出しには『慢心せずに二連覇』と書いてあった。
“慢心せず”というのは、いい事があったけれどもそれについてもういいと思わずにもっと努力してそれ以上の結果を出したという事だと思う。我々は別にいいことがあったわけではないので、慢心することはないにしても、高校生が具体的な目標に向かって全力を尽くしたということだと思う。ところで、みなさんは今「具体的な目標」というものがあるでしようか?失礼ながら、ないと言われる方が案外多いのが実情ではないでしようか?
我々も、もういいと思ってしまったらそれ以上はないし、まだまだ若いんだし、具体的な目標があればそれに向かって進歩するしかないのでその方向でやっていきたいと考えている。この総代会にしても、毎年創意工夫しながらやっていって、いずれは自然に人が集まるという風になればありがたい。今回の総代会がその第一歩になればと思うので、ご意見等あれば皆さんの組合なので遠慮なく言ってもらいたい。何を言って頂いても何を聞かれても結構なのでどうか実のある総代会していきたいと思っている。

●第1号議案 第39期事業年度 事業報告・決算報告および監査報告承認の件

全盛期には600件を超えていたが、組合員の高齢化や後継者不足などで組合員の減少は当然の流れになっている。この状況において我々としては今までと違う事をしていかなければならないと認識している。

皆さんにお願いしたい事は、我々の出来る事は税務・労務以外にもたくさんあるので事務局職員を交えて色々検討できれば、組合員数自体は増えなくても仕事は増えるはずだと考えている。
皆さんの組合事務局に対する認識を改めていただきたい。そのためには、事務局職員自身が仕事の内容についての認識を改める必要がある。仕事の切り口を変えるには、事務局職員の意識を変える(ギアを変える)ことが必要だと思っている。考え方が前向きに変われば、おのずと結果はついてくるので、その為にも事務局職員をいい意味で『洗脳』したいと考えている。 新規加入者の樺キ栄鍍研工業所については1つの会社を二つに分割して設立した新会社で、一般的にはM&Aの一つと考えられているが、1から10まで我々で手続きを行った。こういうことも出来るので困った事などがあれば気軽に相談して頂きたい。


●第3号議案 役員改選承認の件
石井役員選考委員長より、現理事全員と新たに笠井洋子氏、監事に中江繁氏の理事12名・監事2名を選考する。
前年通り、理事長は久保田昌宏 副理事長は石井秀憲・北井 哲・山口雅嗣とする(敬称略)。
≪退任役員 感謝状贈呈式≫
   吉田 勝氏が退任









【税務部門】織田
法人成2件・法人設立を1件の計3件取扱った。
この他にも譲渡契約書2件、本店移転登記等件、相続税の財産評価2件、株価評価3件、代表者・役員変更登記6件、目的変更1件の商業登記を行った。
当組合ではこのような商業登記も多数行っているので、何でもご相談ください。
【労務部門】仁井
昨年の総代会で日本年金機構がここ2〜3年で社会保険に加入している全事業所を調査するということを伝えたが、昨年10月から今年6月までで約20件の社会保険調査をうけた。
実際、資料等をみせて頂くとたくさんの問題があり事務局も悩みながらいろいろ対策をとった。今日は詳しくは内容を説明できないが、12月7日(金)に社会保険調査と税務調査の報告会を開催するので興味のある方は是非ご参加頂きたい。
【総務部門】武部
来期も今以上にいろんな事に対応出来るように勉強してまいりますので、相談等がありましたら何なりとお申し付け下さい。理事長も含め事務局をあげて対応しますのでどうぞよろしくお願いします。

●閉会挨拶
(北井副理事長より挨拶)
次回からは総会になるが、こういった畏まった報告は短時間で済ませ、組合員の横の繋がりを深めるために意見交換会的な行事にしたいと思っている。今日も参加いただいた組合員の方には、往復時間も含めて約3時間以上の時間を割いてもらっている。それだけの時間を割いて参加していただく総会が、今後より充実したものになるように努力していきたいと思っている。現状の組合員数は387件と減少しているが、これからは最盛期の数に近づけられるように発展させていきたい。そのためにも忌憚のない意見を皆さんから聞かせて欲しいと思っている。
 
 午後3時25分終了